読書

相棒辞書と出会える本。ガンダムのモビルスーツのように辞書を操縦せよ

国語辞典、このお堅くて、重くて仰々しいこいつらには夢が詰まっている。本を読むなら一冊位は持っていて損はしないはず。 でも何を選んだらいいかわからない!なんて方に朗報、今は辞書ソムリエのような本がある その名も 学校では教えてくれない!国語辞典…

自分にとっての「読書について」を思索し続けないと馬鹿になってしまう理由

お題「我が家の本棚」 読書好きのバイブル「読書について」 読書について改版 他2篇 (岩波文庫) [ アルトゥル・ショーペンハウアー ] 「趣味は読書です♪」という言葉には常に疑念がつきまとう。 どんな本が好きなのか、どのくらい読むのか、いやいや、そう…

『葡萄が目にしみる』の乃里子に捧げたい、あなたの芋っぽさに救われた人間が少なからずいたで賞

今週のお題「いも」 『葡萄が目にしみる』は芋っぽい主人公乃里子の自意識ダダ漏れの青春小説である。(ネタバレなし、ですがストーリーの概要について書いています) 乃里子は、見た目パッとしない、芋系女子。高校という閉鎖的な空間の中で周囲に対して人一…

メロスが爆走中、囚われのセリヌンティウスが運動不足をどう解消していたかを妄想する。

今週のお題「運動不足」 セリヌンティウスの3日間をふざけて妄想。 太宰治の走れメロスは、私の中では読み返す度にジワジワコメディ感が増してくる中毒性高めの物語である。最後に『古伝説とシルレルの詩から。』とあるように伝説風に作られた物語なので、そ…

大人になり再読したらこころを読むべきこころがなくなっていた話

今週のお題「読書感想文」 青春時代に夏目漱石のこころを読んでいたく心を揺さぶられた。(オブラートに包みつつもネタバレてますのでこれから読む方はお気を付けください) その後こころは我が本棚の正式メンバーとなり(偉そうに)、新潮文庫のプレミアムカバ…

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